当事者研究いわて

当事者研究は2017年11月をもちまして、冬季休業期間に入りました。
これは岩手の冬は毎年厳しく、冬になると通常の活動が困難な理由によるものです。
再開時期は決まりましたらHPのトップページでお知らせします。







◆ 当事者研究 とは?

 北海道浦河町にある、精神疾患と発達障害の支援団体「べてるの家」で始まった、

 仲間とともにワイワイガヤガヤと楽しく話したり、聴いたり、うだっ子歌ったりしながら、
仕事、生活、人間関係、病気の苦労、その他の苦労と楽しく付き合うためのアイディアを出し合って、たのしく研究します。



. 専門家が行う、認知行動療法やSSTなどの心理療法とどこが違うの?

. 認知行動療法やSSTは、看護師、精神保健福祉士、心理士、精神科医が主導に立ち、プロの主導のもと、科学的根拠に基づいた専門的知見のもと行います。つまり、精神医療機関であれば治療が目的ですし、それ以外の場所であれば自立支援が目的です。


当事者研究の場合、みんなが今まで経験した体験人生で経験した出来事やものがたりをもとにアイディアを出し合いながらより楽しく生きるためのヒントをみんなで研究します。
すなわち、心理療法とことなり、特定の立場(医者,看護師,心理士,患者)で役割を区別したり上下関係を決めることはなく、参加者のみんなは、全員、「苦労を経験した当事者」となります。

当事者研究の場合、主導に立つのは『苦労を経験した人(=当事者)』です
当事者研究は、心理療法だけだと得難い、『自分の人生を取り戻す ― つまりじぶんの人生に主体性をもって生きる力』がわいてきます。
(もちろん、精神疾患があったり、発達障害でも現在精神科を通院されている方の場合は、ドクターの判断による治療も併せて受ける事でより生きやすくなります。あくまで一般的なお話としてなので例外もひょっとしたら無きにしもあらず。)


当事者研究は認知行動療法やSST以上に、
主体性をもって、自分で生きるためのエネルギーを持つことができます!







 当事者研究に関する詳しい説明は「当事者研究ネットワークHP」をごらんください。
http://toukennet.jp/?page_id=56