2015-08-23

医療を考える会in東北仙台

 「医療を考える会さん(主催者ブログ「精神医療の真実。聞かせてください、あなたの体験」URL:http://ameblo.jp/momo-kako/)」と共同開催でした。







 精神科のお薬の多剤大量処方、
 精神科での過剰診断(例:不登校で躁状態やうつ状態がない子に双極性しょうがいの診断)―以前より疑問視していました。理由は簡単です。精神薬を服用してもよくなっている人があまりいないからです。
 


 最近は発達しょうがいの診断が下りるとすぐ薬物療法を受ける方が多いですね。特に成人は療育を受けてもあまり効果がないと言われている為、統合失調症やうつ病などの精神疾病の診断がある方同様、現在は投薬治療が主流のようです。
 発達症と診断が下りると、ADHDの人には「コンサータ」や「ストラテラ」、自閉症傾向の人には「リスパダール」や「エビリファイ」など統合失調症の方が飲むお薬やフラッシュバックに効くといわれるSSRIという新型抗うつ剤に加え、睡眠導入剤が処方されるケースが多いように見受けられます。

 ただ発達しょうがいの人は少量処方であってもあまりよくならない―
 それどころか、薬の副作用(?)が原因なのか知らないけど、少量だろうとおかまいなしにどんどん悪化していく人が精神疾病の診断を受けた方と比べると大変多いです。





 この現状をなんとかしたい ― そんな思いから今回はじめて宮城県仙台市で開催しました。

 北は青森県から、南は関東の方からも参加者がお見えになりました。


 皆さんのお話を伺う中で、実際声に出すことが出来ないだけで、精神科や心療内科の治療の仕方に疑問を持っている方々が全国にもっともっとおられるのでしょう。中には良いお医者さんを見つけたり、精神科や心療内科そのものから縁を切ることができ、良い方向に向かっている方もいましたが、そもそもそうした情報交換が出来る所がまだまだ数少ないことが今の当事者・家族間における問題点に見受けられました。

今回興味があったけど来られない方もいたため今後もこのような集まりを行っていく必要性があるでしょう。




良い経験ができました。